/etc/profile.d/ のつかいかた
何日か前にMPICH2をインストールしたときのメモ。インストール自体は先日と違ってC++コードを編集して…なんてこともなくサクッと完了。それが普通なハズ…だが。
$ ./configure --prefix=/opt/mpich2 $ make # make install
さて, MPIを使用するに当たっていくつか環境変数の設定が必要とのこと。起動時に毎回exportするのもメンドい、大勢で共有するため.bashrc(.cshrc)などを全員分編集するのも骨が折れる…というときにRedHat系Linuxでは /etc/profile.d/ というのが便利。使用しているシェルに応じて自動的にこのディレクトリ内のスクリプトを実行してくれる。この他にも /etc/bashrc や /etc/profile などをいじるという方法もあるが、profile.dはこの設定はこのソフト用、ということがやりやすいので個人的に推奨。
今回用意したのは以下の2つ。
- /etc/profile.d/mpich2.sh
export MPIROOT=/opt/mpich2 export MPIBIN=${MPIROOT}/bin export PATH=$PATH:${MPIBIN} export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:${MPIROOT}/lib
- /etc/profile.d/mpich2.csh
setenv MPIROOT /opt/mpich2 setenv MPIBIN ${MPIROOT}/bin setenv PATH $PATH:${MPIBIN} setenv LD_LIBRARY_PATH $LD_LIBRARY_PATH:${MPIROOT}/lib
ちなみにデフォルトシェルがzshの人はどうなるんだろう…?