サービスの確認方法

http://d.hatena.ne.jp/shogo0809/20091215/1260879331
この記事とは違うサービスの確認方法を。と言っても大したものではありませんが。単に

$ ls /etc/rc?.d

とするだけ。colorlsが有効になっているなら見やすいのではないかと。ここで"?"はランレベルに対応した数字。"S10network"など色々なものが入っていますが、先頭が"S"のものはそのランレベルでon, "K"のものはoffという決まりになっています。で、それに続く数字は起動の順序。数字が小さいものほど先に呼び出されます。

Fedora 10だったか何かで新しくマシンをNISにつなごうとしたとき、network → ypbind → autofs とするべきところを、デフォルトではypbindとautofsの順番が逆になっていてちょっとハマった記憶があります。
/etc/init.d/ 内のスクリプトの上の方に "chkconfig" という行で起動順の数字が定義されています。例として /etc/init.d/network には

#!/bin/bash
#
# network       Bring up/down networking
#
# chkconfig: 2345 10 90

とありますが、2345はデフォルトでonにするランレベルで、rc?.dにおいてonなら"S10network", offなら"K90network"という名前になるということを表しています。

起動順を変更したいときは、ただrc?.dのシンボリックリンクの名前を変えるだけでもいいですが、もっときっちり管理したいのなら/etc/init.d/* の chkconfigの行を編集し、

$ chkconfig --del service
$ chkconfig --add service

とします。