iPadのキャリアは

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昨日発表されたiPad。日本でも3G対応版の発売が決まっている(時期は6月以降)。3GならドコモとSoftbankが対応している。しかし日本のケータイとiPadの最大の違いは「SIMロックの有無」。キャリアがSIMカード単体で売ってくれればユーザはそれを入れ替えることによって通信会社を変更できる。日本では端末メーカーがキャリアに囲い込みをされこのような販売方法はとられてこなかった。日本でもiPadをきっかけにSIMロックフリー化を期待していたら気になるコメントが…。

山田社長は「iPadは通信モジュールを内蔵した洗練されたPC、高級Netbookのようなもの。SIMロックフリーと聞いており、たいへん興味を持っている」とコメント。「昨日知ったばかりでまだ決めてはいないが、(ドコモの)micro SIMを入れて使ってもらうことになると思う。ビジネスモデルはこれから検討する」と話した。

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この「ビジネスモデル」というのはSIMロックフリー化かと思っていたらどうやら違いそう。

AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏は発表会で「(iPadは)GSM micro SIMを採用した。SIMロックをしない状態で販売する」と発言した。GSM micro SIMとは、小型のSIMの規格で、日本国内で一般的に使われているSIMよりも一回り小さいのだ。つまり、日本のキャリアが提供している既存のSIMは物理的に使えない。

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ドコモから出るとしてもおそらく専用SIMカードが必要になる → プランも専用のものを用意 という流れになるのではないかと。どうにかパケット通信料を抑えたプランにならないものか…。